パソコンは、仕事や勉強、趣味や娯楽など、さまざまな用途に使われる便利な道具です。しかし、パソコンにも種類があり、用途によって最適なものが異なります。
ここでゲーミングPCと呼ばれるものがあります。ゲーミングPCとは、一体何なのでしょうか?普通のPCと何が違うのでしょうか?
この記事では、ゲーミングPCと普通のPCの違いについて、5つのポイントでわかりやすく解説します。
ゲーミングPCと普通のPCの違いの前にそもそもゲーミングPCとはなにか解説
簡単にいうとゲームを楽しむためのPCです。普通のPCより性能が高くゲーム特化になっています。
もちろんゲーム以外にも
- 動画編集
- プログラミング
- 音楽作成
などさまざまな用途で使うことができます。
ゲーミングPCを買う時は主にBTOパソコンを買うか自作パソコンを作るかの二つになります。それぞれの特徴を解説します。
BTOパソコン
BTOパソコンとは、Build To Order(受注生産)の略で、メーカーやショップが用意したパソコンの構成を一部カスタマイズして注文できるパソコンです。BTOパソコンのメリットは、以下のようなものがあります。
- 初心者でも気軽に購入できる
- 比較的すぐに使用できる
- 補償が手厚い
デメリットは以下の通りです。
- 少し割高になる
- 自分好みに組むことが難しい
- パーツがわからない場合がある
初めてゲーミングPCを買う人はBTOパソコンがおすすめです。
自作パソコン
自作パソコンとは、CPUやマザーボード、メモリなどパソコンに必要なパーツを自分で調達し、組み立てるパソコンです。自作パソコンのメリットは、以下のようなものがあります。
- 自作する楽しさがある
- お得に買うことができる
- BTOパソコンよりも自由度が高い
デメリットは以下の通りです。
- 手間がかかる
- 相性問題が発生するリスクがある
自分の部屋の雰囲気に合わせたい人や何回かゲーミングPCを買ったことがある人におすすめです。
ゲーミングPCと普通のPCの違い
グラフィックボードがある
ゲーミングPCと普通のPCの最大の違いは、グラフィックボード(訳してグラボ)があることです。グラフィックボードとは、パソコンの中にあるパーツの一つで、画面に映し出される映像の処理を担当するものです。
ゲームでは、美しい3D画像や動きの速いアクションなど、高度な映像表現が求められます。そのためにグラフィックボードが必要です。
グラフィックボードがあれば、ゲームの画質やフレームレートを高く設定しても、滑らかに動作します。
グラフィックボードがなければ、ゲームの画質やフレームレートを低く設定しないと、カクカクになったり、動かなかったりすることがあります。
ゲーミングPCには、必ずグラフィックボードが搭載されています。
基本性能が高い
ゲーミングPCと普通のPCのもう一つの違いは、基本性能が高いことです。基本性能とは、CPUやメモリ、ストレージなど、パソコンの動作に影響するパーツの性能のことです。
ゲーミングPCは、グラフィックボードだけでなく、CPUやメモリ、ストレージなども、もちろん値段によりますが普通のPCよりもはるかに性能が高いです。
CPUは、パソコンの頭脳とも言えるパーツで、さまざまな計算や処理を行います。
メモリは、パソコンが作業するときに一時的にデータを保存する場所です。
ストレージは、パソコンにデータを永久的に保存する場所です。
これらのパーツの性能が高ければ高いほど、パソコンの動作は速くなります。
ゲームでは、CPUやメモリ、ストレージにも負荷がかかります。
これらのパーツの性能が低ければ、ゲームの起動や読み込みが遅くなったり、途中でフリーズしたりすることがあります。ゲーミングPCは、ゲームを快適にプレイするために、基本性能が高いパーツが使用されています。
普通のPCは、ゲーム以外の用途だと性能は問題ありませんが、ゲームをするとなると性能不足になる場合が多いです。
カスタマイズ•拡張性が高い
ゲーミングPCと普通のPCのさらに一つの違いは、カスタマイズ・拡張性が高いことです。自由にパソコンのパーツを追加したり、交換したりすることができます。
普通のPCは、パーツを追加したり、交換したりすることがスペース的に難しいです。
デザインがかっこいい
ゲーミングPCと普通のPCのもう一つの違いは、デザインがかっこいいことです。ゲーミングPCは、デザインにもこだわったモデルが多く、ゲーム好きの心をくすぐるような見た目をしています。たとえば、以下のような特徴があります。
- ケースに窓があって、内部のパーツが見える
- RGBライティングでカラフルに光る
ゲーミングPCは、見た目でも楽しむことができます。
消費電力が大きい
ゲーミングPCは、高性能なパーツやモニターを使っているので、消費電力も高くなります。一般的なパソコンと比べると、数百Wから数千Wの差が出ることもあります。
また、ゲーミングPCは、長時間の使用に耐えるために、電源ユニットやバッテリーも大きくて強力なものを使っています。
価格が高い
ゲーミングPCと普通のPCの最後の違いは、価格が高いことです。ゲーミングPCは、高性能なパーツや特徴的なデザインを備えていますが、その分、価格も高くなります。
ゲーミングPCの価格は、パーツやブランドによって異なりますが、一般的には10万円以上、高いものでは100万円以上するものもあります。
ゲーミングPCは、ゲームを快適にプレイするために、高いお金を払うのをおすすめします。高いゲーミングPCを買うことで何年も使うことができるほか、できるゲームの量や快適度も変わってくるからです。
【番外編】ゲーミングPCと普通のPCの違い
デスクトップ型のゲーミングPCとノート型のゲーミングPCの違い
ゲーミングPCはデスクトップ型とノート型の二つがあります。違いは以下の通りです。
デスクトップの方が値段が高くキーボードやモニターなど周辺機器を買う必要がありますが圧倒的におすすめです。
ノート型は同じ製品でも性能が劣るほか、発熱しやすいのでキーボードを触ると熱いと感じることがあったりファンの音がうるさかったりします。
本気でゲームをやりたい人はなおさらデスクトップ型がおすすめです。
ゲーミングPCと普通のPCの違いまとめ
ゲーミングPCと普通のPCの違いについて、5つのポイントでわかりやすく解説しました。ゲーミングPCと普通のPCの違いは、以下のようになります。
- グラフィックボードがある
- 基本性能が高い
- カスタマイズ•拡張性が高い
- デザインが特徴的
- 価格が高い
ゲーミングPCと普通のPCは、用途や予算によって選ぶべきものが異なります。ゲームを楽しみたい人や、高性能なパソコンが必要な人は、ゲーミングPCを選ぶと良いでしょう。ゲームをあまりしない人や、安くて普通のパソコンで十分な人は、普通のPCを選ぶと良いでしょう。自分のニーズに合ったパソコンを選んで、快適なパソコンライフを楽しみましょう。
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